シラバス Syllabus | 医学学位プログラム | ||
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科目名・科目番号 Subjects・Course Number |
0BTNE21 / システム統御医学特論I | 0BTNE25 / システム統御医学演習I | 0BTNE29 / システム統御医学実験実習I |
0BTNE23 / システム統御医学特論Ⅱ | 0BTNE27 / システム統御医学演習II | 0BTNE2B / システム統御医学実験実習II | |
研究分野 Laboratories |
免疫制御医学 | 免疫制御医学 | 免疫制御医学 |
使用言語 Language used (Japanese, English, Bilingual) |
英語 | 英語 | 英語 |
他研究室学生の受け入れの可否(〇×) Availability for Students from Other Lab. |
○可 | ○可 | 応談 |
他研究室学生の参加に関する問い合わせ先 Contact Information for Students from Other Lab. |
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授業形態 Course Type |
講義、討論 | 演習 | 実験・実習 |
標準履修年次 Year |
1・2年次 | 1・2年次 | 1・2年次 |
実施学期・曜時限等 Semester,Day and Period |
特論Ⅰ春学期 / 特論Ⅱ秋学期 | 演習Ⅰ春学期 / 演習Ⅱ秋学期 | 実験実習Ⅰ春学期 / 実験実習Ⅱ秋学期 |
開講場所 Room Number |
セミナー室、他 | セミナー室、他 | セミナー室、実験室、他 |
単位数 Credit |
Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 | Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 | Ⅰ:2単位、Ⅱ:2単位 |
担当教員名・オフィスアワー等 | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) | (事前にメールで連絡すること) |
Faculty Members and E-mail | 渋谷 和子: kazukos ![]() |
渋谷 和子: kazukos ![]() |
渋谷 和子: kazukos ![]() |
田原 聡子: tokothr ![]() |
田原 聡子: tokothr ![]() |
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小田ちぐさ: chigusano ![]() |
小田ちぐさ: chigusano ![]() |
小田ちぐさ: chigusano ![]() |
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鍋倉 宰: nabekura.tsukasa.fe ![]() |
鍋倉 宰: nabekura.tsukasa.fe ![]() |
鍋倉 宰: nabekura.tsukasa.fe ![]() |
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授業概要 Course Overview |
免疫応答の分子、細胞、個体レベルでの正常と異常について、分子生物学、遺伝子工学、細 胞生物学、免疫血清学等の最新の研究手法を駆使して得られた研究成果を題材とした討論を 通じて、免疫学の基礎研究者として、自立して実験研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。 |
英文原著論文の抄読を行い、免疫学に関する一流の研究の内容と水準を理解し、世界の研究 の動向を理解し、独創的で価値の高い自分自身の研究プロジェクトを企画できる。免疫学の基礎研究者として、世界の動向と水準を踏まえて、実験研究を企画・実施・評価できる能力を育成する。 | 免疫システムの分子メカニズムに関する研究に必要な、実験の原理と方法について学び、安定な結果を得ることができる高い技能を身に付け、結果の信頼性について評価できるようになる。 免疫学の基礎研究者として、正確な実験を行う技能を向上させ、結果を評価できる能力を育成する。 |
学位プログラム・コンピテンスとの関係Competence (学位P共通) |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、 |
【汎用】知の創成力、コミュニケーション能力 【専門】研究課題設定力、先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、 |
【汎用】知の創成力 【専門】先端研究遂行力、専門知識運用力情報発信力、 |
授業の到達目標(学修成果) Course Objectives (Learning Outcomes) ←SBO(Specific Behavior Objectives |
1. 免疫応答を分子、細胞、個体レベルで理解し、その正常と異常について概略を説明できる。 2. 自らの実験研究の目的、方法、実験結果とその意義、今後行うべき研究について発表できる。 3. 自らの実験研究の、当該領域の世界の研究における位置と独創性について説明できる。 4. 自らの発表内容に対する質問とコメントを理解し、討論の内容を以後の研究の質の向上に反映できる。 5. 他の学生の発表内容を理解し、その意義を理解し、その向上のための適切な質問や討論ができる。 |
1. 主要科学雑誌や on line の検索システムを用い、最新の原著論文の中から、読むべき論文を選ぶことができる。 2. 選んだ論文を読んで理解し、定められた時間内にその概要を他の学生に説明し、質問に対して適切な解答ができる。 3. 他の学生が選んだ論文の発表を聞いて理解し、疑問点や当該研究の意義について討論することができる。 4. 個々の原著論文の歴史的意義、教科書的全体像の中における位置づけを説明することができる。 |
1. 細胞培養法の基本手技を理解し、細胞の保存、解凍、観察、継代操作を行うことができる。 2. 培養細胞または組織における特定の分子の発現分布を蛍光抗体法により検出し、フローサ イトメトリーにて解析や細胞分離を行うことができる。 3. 動物に免疫し、個体における免疫応答の解析を行うことができる。 4. 目的とする分子のモノクローナル抗体を作製することができる。 5. 遺伝子組換え実験の実施に必要な法的知識と分子生物学的知識をもち、目的に応じて必要な組換え DNA 体を作製することができる。 6. 組換え DNA 体を培養細胞に発現させ、発現程度をウエスタンブロッテイング法により、検出することができる。組換え DNA 体のベクターに関する知識をもち、適切なベクターを選択することができる。 7. 細胞の増殖に対する促進作用や抑制作用を定量的に評価することができる。 8. 細胞のサイトカイン産生に対する促進作用や抑制作用を定量的に評価することができる。 |
キーワード Keyword |
免疫応答、免疫疾患、 | 免疫応答、免疫疾患、 | 免疫応答、免疫疾患、 |
授業計画 Course Schedule 第1回(月日、時限)担当教員名 講義内容など |
毎週月曜日、8:30〜 感染症、がん、自己免疫病、アレルギーなどにおける免疫応答に関して、研究目的の設定、方法の選択、結果の意義、次に行うべき実験の選択、を可能にする学識と創造力・自立力を育成する研究発表と討論を行う。 個別の各論的議論をもとに、常に総論的知識の確認を行う。 |
毎週月曜日、10:00〜 抄読する論文の選び方 優れた科学論文の歴史性と独創性 科学論文の構成 実験結果の読み方 科学論文の論理展開とまとまり |
1. 細胞培養の基本手技。 2. 免疫蛍光抗体法による培養細胞の染色。 3. フローサイトメトリーによる細胞画分の解析と分離。 4. 組換え DNA 体の作製、サブクローニング、DNA シークエンス。 5. モノクローナル抗体の作製。 6. 免疫沈降法。 7. ウエスタンブロッテイング法。 8. サイトカイン産生能の解析。ELISA 法、フローサイトメトリー法。 9. 細胞増殖の解析。血算盤の使い方、増殖曲線、BrdU の取り込みアッセイ。 |
履修条件 Course prerequisite |
なし | なし | なし |
成績評価方法 Grading Criteria |
行動目標の達成度を平常点として評価する。 行動目標の 1 と 2 を指導に従って概ねできれば C 以上と判断する。 行動目標の 1~3 については発表と討論の概要を A4 用紙 1 枚にまとめて提出させて理解度を 判定する。 行動目標の 1~3 を指導に従って概ねでき、積極的に 4 を行っていると判断されれば B 以上と 判定する。 行動目標の 1~3 について優れていると判断され、4,5 を指導に従って概ねできると判断されれ ば A と判定する。 |
行動目標の1と2について概ねできていれば C 以上と判定する。 行動目標の1と2について概ねできており、3について積極的に行っていると判断されれば B 以上と判定する。 紹介された論文の内容についてのまとめを(A4 用紙 1 枚程度)3 回以上提出させて理解度を評 価し、優れていると判断されれば A と判定する。 |
安定で信頼性の高い実験を行う技能による評価(50 %) 実験ノートのまとめ方、実験結果の理解度、次の実験計画の作成能力に関する口頭試問による評価(50%) A+: 90 or more (top 10%) A: 80-89 B: 70-79 C: 60-69 D: less than 60 (Failure) |
学修時間の割り当て及び授業外における学修方法 Learning method |
講義100% 授業会における学修方法:自らの実験研究の立案、方法の選択、結果の解釈を行い、教員や学生同士での討論を常に行い、自らの創造力、自立力を向上させる。 |
演習(セミナー) 100% 授業外における学習方法 :自分で重要と考えた論文を月に2報選び、要約と意見を記述して提出する。 |
実験・実習 100% 授業外における学習方法:学習した実験手技を繰り返し行い、安定で信頼性の高い技術を修得する。 |
教材・参考文献 Textbook |
Cellular and Molecular Immunology | 教材とする論文はPDFで配布する。 | 各実験の基本プロトコールを配布する。 |
単位取得要件 Requirement to earn credit |
単位取得要件:80%以上の出席 他研究室の授業への5時間以上の出席 |
単位取得要件:80%以上の出席 他研究室の授業への5時間以上の出席 |
単位取得要件:SBOが概ね達成されていること。実験ノートの提出。 |
その他(受講上の注意点等) Notes |
免疫制御医学演習ならびに実習とセットで受講すること。 徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を積極的に行うこと。 | わからないことは、その場で質問し解決すること。 徹底的に科学的、論理的、厳密な議論を行うこと。 | 原則として免疫学専攻学生のみの履修を受け付ける。 履修希望者は筆頭教員に連絡し、事前に許可を得ること。 わからないことは、その場で質問し解決すること。 |
他の授業科目との関連 Relation to Other Courses |
システム統御医学演習I / システム統御医学演習II システム統御医学実験実習I / システム統御医学実験実習II |
システム統御医学特論I / システム統御医学特論II システム統御医学実験実習I / システム統御医学実験実習II |
システム統御医学特論I / システム統御医学特論II システム統御医学演習I / システム統御医学演習II |
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